燈       篭
 
石 燈 籠とは
    照明具の一種で、灯火を入れる火袋のある灯火具である。 火袋を高く安置する石で作
   った台燈籠をいい、 屋外に立てられたものをいいます。一般に、燈籠といえば、まず石燈
   籠を思いうかべるほど、石とは深いつながりをもっております。わが国に燈籠が伝わった
   のは、仏教の伝来と共に渡来したといわれ、各地に寺院が建立された奈良・平安時代に
   は多く作られるようになり、平安時代も後期になると神社の献燈にも用いられるようにな
   り、鎌倉時代になると石工の技術も進み、前代まで使用困難であった硬質の石材も使わ
   れるようになりました。
    鎌倉時代の遺品として百基近くの燈籠が残されております、室町時代までの石燈籠は
   もっぱら神仏の前に献燈の為として作られてきましたが、桃山時代になると茶の湯が盛
   んになり、今まで神仏の前だけに使われていた石燈籠が、茶室の庭に用いられようにな
   り、やがては一般の大庭園に、さらに個人の庭にと進出していきました。
    江戸時代に入り、庭にふさわしい新しい形式の、織部型・雪見型なや、庶民の信仰と夜
   道の照明をかねて、村里の道ばたに立てられた辻燈籠などの石燈籠が生まれ、明治から
   現在にと続いています。
 
   残されている燈籠のなかに、鎌倉・室町時代の物で国の重要文化財に指定されている
   のがかなり有りますが、指定されているのは岐阜県以西にしかなく、関東・東北地方には
   一つも有りません、何故なのか不思議に思います。
    関東地方は地震等が多く、地震ににより壊れてしまったのかと思いますが、江戸時代に
   作られた物は見ることが出来残されています。

 
 
 
鎌倉 妙本寺
天保12年6月
群馬・世良田東照宮
正徳2年
長野・飯田文永寺
元文6年3月吉祥日
鎌倉 本覚寺
滋賀県八日市市神田
河桁御河辺神社
重要文化財
延慶4年(1311)
滋賀県蒲生郡竜王町鏡
鏡神社
重要文化財
応永28年(1421)
滋賀県蒲生郡蒲生町岡本
高木神社
重要文化財
正和4年(1315)
滋賀県甲賀郡石部町西寺
常楽寺
重要文化財
応永13年(1406)
奈良県吉野郡
重要文化財
弘長四年(1263)
三重県名張市
重要文化財
徳治二年(1307)
奈良県桜井市多武峰
談山神社
重要文化財
元徳三年(1331)
京都府木津川加茂町西
浄瑠璃寺
三重塔前
重要文化財
貞治五年(1366)
京都府木津川加茂町西
浄瑠璃寺
三重塔前
重要文化財
奈良県桜井市山田989
東大谷日女神社
重要文化財
 
奈良県五条市小島503
栄山寺
重要文化財
 
 
       

層塔    宝塔・多宝塔    五輪塔    宝篋印塔    無縫塔・板碑・笠塔婆・石幢

お問合せは om@smiyabi.com  まで

古いお墓の話に戻る        トップに戻る