今月の写真(22)        覚恩寺 十三重塔  (国指定重要文化財)

奈良県宇陀郡大宇陀町牧  
       この塔の近くには、何も説明が無く、ただ、古い石造りの塔が低い木の中に立っているため良く
       目立っている。少し離れた場所に蔵があり、そこの案内板にこの塔の説明が有りました。

 覚恩寺・十三重石塔 

  覚恩寺は、南朝の忠臣牧定観一族の菩提寺であったといわれ戦国時代に筒井順慶によって焼かれたといわれるが
  由緒は不詳であります。
  現在は、収蔵庫のみで国指定重要文化財である藤原時代の木造薬師如来座像と、県指定有形文化財である鎌倉
  後期の木造阿弥陀如来座像を安置しております。
  薬師如来座像は寄木造、漆箔三十五センチの小像で当寺付近にあった法楽廃寺の本尊であったといわれておりま
  す。
  境内に建つ国指定重要文化財十三重石塔は室町初期の建立とみられ、長慶天皇の墓塔ともいわれております。塔
  は、花崗岩製で高さ四・一五メートル二重基壇の上にたち塔身は四方無地で同期の典型的な作品とされている。

                                            大宇陀町観光協会
 東   面 西  面  北  面 南東 面
       
 ※国道370号線を、吉野方面に走り大宇陀町を過ぎ山合をぬうように快適に走ていると、目的地をはるかに
通すぎてしまい、ユーターンをしてゆっくりと車を走らせていると右側に,山合の中にこの塔が立っていました。

石屋の目
 
現地でこの塔を良く見ると、ほぼ、造られた時の完全な状態で建っている、地盤が良く大きな地震も約700年の
間起こらなかったのではないと思います。
 また、この大きさの塔を建てるには、現代であればレッカー車を利用すれば大変な事では無いですが、この時
代の作業は大変な労力を必要としたはずで、出来ればこの時代に戻って施行作業を見てみたい物です。
  

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