石の重要文化財巡り


(57)石の重要文化財巡りは   大谷寺 大谷観音・石仏群

(国指定重要文化財) 栃木県宇都宮市大谷町

     参拝時にパンフレットを頂いたので大谷観音・大谷寺の石仏群の説明の写しです

   
大谷観音(平安時代)
     大谷寺本尊千手観音は、平安時代(810年)弘法大師の作と伝えられています(4m)。
   古くから大谷観音と称され、鎌倉時代に坂東19番の霊場となり、多くの人々から尊崇されて来ました。最初は、
   岩の面に直接彫刻した表面に赤い朱を塗り、粘土で細かな化粧を施し、更に漆を塗り、一番表には金箔が押
   され金色に輝いていました。最新の研究でバーミヤン石仏との共通点が見られることから、実際はアフガニス
   タンの僧侶が彫刻した、日本のシルクロードと考えられています。

   大谷寺の石仏群
    本尊の千手観音はじめ、脇堂の釈迦三尊・薬師三尊・阿弥陀三尊の合計10躰の石仏は、日本の石像彫刻
   中、優秀なる技巧を極めたものとして、昭和29年3月に国の特別史跡に、昭和36年6月には、重要文化財に
   指定されました。西の臼杵摩崖仏(大分県)に対し、東の摩崖仏として知られ、美術的にも優れた貴重な石仏
   です。
 大谷観音  大谷寺の石仏群
       
 見学に行った所、重要文化財の写真撮影は禁止との事で上の画像は頂いたパンフレットからスキャナで取り込んでおります。
 
大谷寺本堂前
    石屋の目

  近年の大谷石は地下から採掘された物を加工した
 物が多く、風雨に晒されてしまうと約40年で風化し、
 ボロボロになってしまいます。
  60年以上前は地上から採掘した大谷石で、地下から
 採掘物に比べ風化に強いのですが、平安時代に造られ
 た物が原型を留めていることに非常に驚いております。
 おそらく、造られた当初表面に赤い朱や粘土や漆などを
 塗り、さらに覆屋により風雨に晒されなかったためこの
 様に保存状態が良く残ったのではないかと思う。

  右の画像の摩崖仏は近くで見学することができ、比較的
 新しいため文字も読めます。


                   平成29年11月16日見学撮影 

本堂の外の右奥
  次回をお楽しみに



 お問合せは  om@smiyabi.com  まで



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